2025年、マンションでは「2つの老い」が進行しているってどういうこと?
「マンションの廃墟化を防ぐには長寿命化しかない」と突っ走るより、こういった考え方の方が多くの人にとってはとっかかりやすいかもしれません。
■ 自分がかかわるマンションだけは何とかしたい
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今後人口減少が加速化していく中、それでもマンションは建ち続けています。
需要の減少が確実な状況で供給が変わらないのですから、いくら個々のマンションで「持続可能性」を追求しても社会全体の流れとして「空き家の大量発生」というのはもはやどうしようもないでしょう。
こうした中で採りえる策としては「自分が関わるマンションだけは何とかする」ということしかないかもしれません。