羽毛ふとんってどう選べばいい?キャリア25年のプロに聞きました
羽毛ふとんの設計は、その前後幅を多少考慮していますが、同時に羽毛はあくまで自然素材ですから、その性能をめいっぱい引き出して使う必要があります。
羽毛は信じられないほど丈夫で回復、蘇生能力の強い素材です。また、奇跡的ともいえるほど長持ちする素材なのです。
羽毛は機械のように壊れることはありませんが、適切なメンテナンスが必要です。
「一生使える羽毛ふとん」と最初に書いたのは、メンテナンスを適切な時期に行うことで、80年90年と使えるからです。
■ 丸洗いや打ち直し(解体リフォーム)をすれば長く使い続けられる
羽毛はほんとうに信じられないほど、ありがたい自然界からの贈り物なのです。
羽毛ふとんを使っていると、正直、あっという間に5年10年が経過します。気がつくといつ買ったのかも記憶にないくらいです。
数年から10年を経過している場合、プロによる丸洗いや打ち直し(解体リフォーム)をすることをお勧めします。
丸洗いはふとんそのままを側生地ごと洗います。洗って乾燥させてフカフカにしてくれます。
打ち直しは、主に汚れのある古い側生地を解体し、中身の羽毛を取り出して、洗浄乾燥させ、新しい側生地に充填し直すというメンテナンスです。