「無垢材に向く人、向かない人って?」無垢フローリング塾・第5回
あとは自然素材ならではの性質を大事にできる、自然素材そのものが好きな人ですね。
自然木だから同じものは二つとなく、当然色ムラや木目の個体差などがありますが、それがあまり気になるようなら向かないかもしれません。
Kナルホド……、いろんな樹種がありますが、特にその個体差が顕著なものって?
N本カリンなんかは赤系の中に黄色系のものが入っていて、その意味では比較的目立つ方です。
でもこれこそ無垢材の特徴ですから、インテリア上、色や木目をどうしても統一したいなら、無垢材ではなくプリント合板のフローリングが向いていると思います。
■ 「経年とともに日焼けする樹種があるってホント?」
入居当初は白っぽい無垢材もいつかは…?
Kそういえば、人間と同じで木材も日焼けするって聞いたことがあるんですが……。
N本当です!
顕著なのはパインで、経年とともに白みがかっていた木材の色みがどんどん濃くなり、キャラメルのような飴色になるんです。Kこんなこと聞くと経年変化を拒んでるようですが……、色みをできるだけキープしたい場合はどうすれば?
Nパインの色を変化させたくないなら、「WATCO(ワトコ)」