大事な自宅を売却する場合、誰もが「出来るだけ高く査定してほしい」「少しでも高く売りたい」と思うはず。
そこで今回は「家の査定」とはどんなものなのか、そして「家」を少しでも高く売るためのコツを解説します。
■ 「家」はどうやって査定しているの?
中古戸建の場合
HAKU-№1 / PIXTA(ピクスタ)
不動産会社によって査定する方法に若干の差はありますが、中古戸建を査定する場合、一般的にはまず土地と建物をそれぞれ査定します。
まず「土地」については「取引事例比較法」によって査定価格を算出します。
取引事例比較法とは、査定地と条件(面積、立地、地域など)が近似した「事例地」の取引価格から査定地の価格を求める方法です。
最寄り駅からの距離、供給処理施設、道路幅員、道路の向き、これ以外にも様々な項目を比較し、それぞれをプラスマイナス採点することで査定地の価格をもとめます。
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また、建物については「原価法」でその価格をもとめます。
原価法とは、その建物を、「いま新築したと仮定した建物価格」から「老朽化した分を差し引く」方法です。
上記の方法で算出した土地価格と建物価格の合算価格について、物件の規模(大きすぎる・小さすぎる)