20代の夫婦が最も「家事分担」できている!共働き世帯の理想と現実
”共働きの世帯数”が”夫が正社員・妻が無職”の世帯数を上回ったのは、今から21年前の平成9年以降だったそうです。
妻の勤務形態がパートタイムのみならずフルタイムである世帯も珍しくなくなりました。
そこで気になるのが”家事分担の実態”。
“父親は働き、母親は家事というイメージのもと育ってきた世代”と”母親が働く姿を見て育った世代”では、大人になったときの家事分担の価値観は違ってくるものなのでしょうか?
今回は、「世代別の家事分担」についてのお話です。
■ フルタイム世帯の家事分担の実態
株式会社「マクロミル」が調査した、“共働き夫婦の家事分担”。
まずは、夫婦の就業状況を”世代別”に見ていきましょう。
”共働き世帯”(フルタイム勤務、フルタイム勤務以外の合計)は、20代が46%、30代が52%、40代が61%と年代が上がるに連れて増加しています。
また、共働きではない世帯は年代が上がるに連れ減少しており、夫婦のどちらかが“フルタイム以外”の形態で就業する家庭が増加している傾向がうかがえます。
次に調査対象のうち、”夫婦ともにフルタイム勤務世帯”の家事分担上昇を見てみると……、
家事を”妻がほとんど担う”と回答した世帯は約27%。