何も置かないキッチンが最も美しい!高木ゑみさん【すまいの話、しませんか】no.10
様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。
それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。
第10回目は、予約の取れない料理教室として有名な「ガルシェフおもてなし料理塾」を主宰する料理家・高木ゑみさんが登場。
高木さんが考える、理想の住まいとは?
■ 楽しい気持ちでキッチンに立つ!それが料理を作る時の基本
「当初は、優雅な料理教室への憧れもあり、ネコをかぶってました(笑)」
これまでの生徒数は1000人超という「ガルシェフおもてなし料理塾」を主宰する料理家・高木ゑみさんは、以前の自分をこのように振り返っていました。
東京・中目黒の閑静な住宅街に構える料理教室というと、有閑マダムが集う上品なサロンを想像しがちですが、実際は先生が全力で料理し、生徒は必死にメモを取り、先生に食らいつく熱血教室だったのです。
「でも当初の優雅なキャラ設定は、やりたいことや教えたいことが多すぎて、3分で崩壊しちゃいました……(苦笑)。
自分は飾らないほうがいいな、って気づいてそうしたら、生徒さんも『このほうがいい』って(笑)。