何も置かないキッチンが最も美しい!高木ゑみさん【すまいの話、しませんか】no.10
下げたお皿をシンクに置くと、洗い物の邪魔になるけど、そうした問題も解決してくれるんです」
キッチンにこだわりがある高木さんにとって、理想の家とは?
「子どもの頃、3人の兄はみんな運動部で、とにかくよく食べるので、母は四六時中料理をしていて、常に誰かが何か食べてた(笑)。
そのように育ったので、今も家族の団欒の場はリビングのソファではなく、食卓。だから、食卓を中心に、そこに家族が集まるような家がいいですね。
それに、見せるキッチンと、下ごしらえなど裏方の作業をするキッチンが、仕切りで分けられているのがいい。要するに、プロの厨房ですね(苦笑)」
高木ゑみさん料理家、おもてなしプランナー。予約が取れないほど人気の「ガルシェフおもてなし料理塾」主宰。
慶應義塾大学在学中から多くのレストランで修業を積み、2009年、エコール辻東京イタリア・フランスマスターカレッジ卒業。
企業向けにレシピ開発や出張料理、離乳食講座なども手掛ける。
新著『やる気の続く台所習慣40』(小社刊)ほか、著書多数
『やる気の続く台所習慣401000人が劇的に変わった魔法のレッスン』
予約の取れない熱血教室の料理家が伝授する「すごい台所ルール」