ニトリではカーペットに!ペットボトルリサイクルをどこまで知ってる?
海に流れ出たプラスチックゴミは、細かく砕け、微小なプラスチック粒子である「マイクロプラスチック」へと変化。
sunny / PIXTA(ピクスタ)
有害物質が付着しやすくなったこのマイクロプラスチックは、海洋生物へと影響を及ぼし、まわりまわって人間の健康にも被害をもたらしてしまいまうのです。
海へ流れるプラスチックゴミがこのまま増え続ければ、2050年までには魚の量よりも多くなることが予想されているんだとか。
しかし、日本におけるプラスチック容器のリサイクル率は46.6%(2016年実績)と、意外にも低い数字。
これ以上、海にプラスチックゴミが流れ出て生態系に悪影響を及ぼさないよう、日本人こそ、早急にプラスチックのリサイクルに取り組む必要があるのが現状です。
■ 意外と知らない、ペットボトルの再商品化
一方、同じプラスチックでもペットボトルのリサイクル率は84.8%(2017年実績)。海にゴミとして流れてしまうペットボトルは、ほとんどがポイ捨てなどによるものであり、家庭ゴミから出ているものはしっかりとリサイクルされているといわれています。
家庭から出るペットボトルのゴミは、本体、キャップ、ラベルと分別する必要がありますが、分別した後、どのような過程でリサイクルされるのかといったことまでは意外と知られていません。