大家さんはツラい!? 「アパート経営」の3つのリスクとは?
建物を一括もしくは部屋単位で業者が借り上げ、それをその業者が入居者へ又貸しする仕組みを「サブリース」といいます。
管理や運営もサブリース業者が行い、オーナーには月々定額の賃料が支払われるサブリース契約はとても魅力的ですが、数多くの問題点も指摘されています。
多くのサブリース契約では、長期一括借り上げとうたわれていても、定期的に賃料を見直す規定があることや、賃料支払の免責期間が設けられている場合があります。
また、解約できる旨の規定がある場合は契約期間中であっても解約される可能性があるのです。
消費者庁や国土交通省のホームページでは「サブリース契約をする際の主な注意点」を紹介しています。
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今回ご紹介した3つのリスク以外にも、大家さんが銀行ローンなどを利用してアパートを購入した場合の金利上昇リスク、退去時の原状回復を巡るトラブル、アパート入居者と近隣住民のトラブルなど様々なリスクを大家さんは抱えています。
大きな利益をもたらし、節税効果も期待できるアパート経営はとても魅力的ですが、一見「楽」そうな大家さん業も結構「つらい」のです。
【参考】
※「サブリース契約をする際の主な注意点」(国土交通省/金融庁/消費者庁)