くらし情報『細長い敷地に建つ、陶芸アトリエのある“職住一体”の家【住まいの設計】』

2019年3月21日 17:50

細長い敷地に建つ、陶芸アトリエのある“職住一体”の家【住まいの設計】

中村さんの家


ここでこだわりのものといえば?

無垢ブラックウォールナットの作業テーブルだそうです。塗装した天板で粘土を練るとくっついてしまうため、無塗装の板を探し、銘木の店で見つけ出しました。


中村さんの家


「陶芸は孤独な作業ですが、私の場合ひとりだと寂しくなってしまうんです。案外、人が近くにいたほうが集中できる気がしますね」

「陶器は、生活で使うものがつくれるのが楽しい」と器や陶壁、アクセサリー、花器なども広く制作。

中村さんの家


ペンダントライトは高淑さんのオーダーで、高淑さんが設計した住宅に納品したもの。ドットからこぼれ出る光が楽しめます。


中村さんの家
ギャラリーとして使用する棚は、近づくとこんなふう。

中村さんの家


ガラスなので、ダイニングキッチン側からも作品を見ることができます。

ちなみに直子さんは東京・自由が丘で陶芸教室を主宰しているそうですよ。

■ 細長い敷地を最大限に使う

間口の狭い地上3階建ての外観は、ショップのようなたたずまい。

「時代や用途に合わせて住宅以外にも転用できる設計で、長く生きる建築を目指しました」と高淑さん。

右隣の建物も高淑さんが設計しただけあり、2棟の建物はぴったり調和が取れています。

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