くらし情報『カーテン選びの勘違い5つ~元コーディネーターが伝授する採寸・種類・取付位置~』

カーテン選びの勘違い5つ~元コーディネーターが伝授する採寸・種類・取付位置~

カーテンレールを取り付けるためには、「下地」と窓をきちんと覆うための「スペース」が不可欠です。

窓まわりはエアコンや換気口など、物が密集しやすいので、可能ならば、優先的に設計プランに組み込んでもらいましょう。

カーテンレールの「下地」とは、石膏ボードの奥に組まれている木材のことを指します。

柔らかい石膏ボードにビス(ネジ)留めするだけでは、カーテンの重みに耐えきれずカーテンレールごとボロリと外れて大変危険です。

設計や打ち合わせの段階で、業者の方へ窓まわりのコーディネート案を伝え、必要であれば追加の下地を仕込んでもらいましょう。
エアコン

pu- / PIXTA(ピクスタ)

窓まわりの「干渉物」として多いのが、エアコンや換気口、建具などです。

マンションであれば、コンクリートの梁にも注意しておきましょう。

ほかにも、足元のカーペットの厚みがカーテンの丈に、入居後に設置する家具家電も干渉物になりがちです。


カーテンのサイズを決めるときには、空間全体のコーディネートも大体決めておきましょう。

図に、干渉物の例と、仕上がりサイズの目安、採寸する場所などをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

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