カーテン選びの勘違い5つ~元コーディネーターが伝授する採寸・種類・取付位置~
が肝になります!
カーテンレールには、カーテンを掛けて滑らせるための「ランナー」が幅に対応した個数ぶら下がっており、フックを掛けるランナーの輪っか部分を「カン」と呼びます。
さらにカーテンレールの両端には、「キャップストップ」という動かないランナーが固定されており、このキャップストップのカンを起点に、幅も丈も測ります。
幅の測り方
両端のキャップストップのカンの距離を測ります。
装飾レールの場合は、両端のランナーは動くものが多いですが、最大幅が測れるようにエンドキャップ(装飾部分)の手前どうしの距離を測ります。
丈の測り方
キャップストップの「カン下寸法」を測ります。
カン下寸法とは、フックを掛ける点から測る高さです。
掃き出し窓の場合は「床仕上げ材の表面」まで、腰窓の場合は「窓枠の下」までを測っておきましょう。
これさえ押さえておけば、あとはカーテンの仕上がりサイズを出すだけです。
採寸の肝はカーテンレール……そのため、このカーテンレールの「取り付け位置」も、カーテンの仕上がりサイズを決める重要な注目ポイントになります。
次に、カーテンの仕上がりサイズの出し方と、注意点を合わせてご紹介します!
■ 2.下地の有無、窓まわりの干渉物に注意!
新築やリノベーションで、いざ取付工事!というときにしばしば起きるのが、カーテンレールの下地や、干渉物によって十分なスペースがないというハプニング。