くらし情報『「令和」が新元号に!元号同様にマンション名の変更がもたらす影響とは?』

2019年4月2日 21:30

「令和」が新元号に!元号同様にマンション名の変更がもたらす影響とは?

田園都市線と東横線のちょうど中間の世田谷区野沢3丁目でマンションを分譲する際、東横線沿線という方が売りやすいということでマンション名に「学芸大学」と付けた事例を知っています。

駅名が地域に及ぼす影響はそれだけ大きいものなのです。

筆者が最寄り駅として利用する田園都市線南町田駅はもともと地域とは縁もゆかりもない味もそっけもない名前でしたが、開業して40年以上が経過する中で地域に完全に定着し、遂に町田市の住居整理によって「町田市南町田」という地域が誕生するまでになりました。
南町田駅

Ryuji / PIXTA(ピクスタ)

周辺地域の再開発に合わせて「南町田グランベリーパーク駅」に変更することが決定したようですが、利用者としては気分のいいものではありません。

■ 由緒ある地名は残さなければならない?

有名な東京・港区にある愛宕神社の「出世の石段」の脇に「愛宕の町名存続達成記念」と書かれた碑が建てられているのをご存じでしょうか。


愛宕神社

江戸を代表する景勝地であった愛宕山がある場所ですが、昭和になって周辺地域の住居表示変更に伴い「愛宕」という地名が消えかかり、周辺住民の猛烈な反対運動でかろうじて存続が決まったということがあったようです。

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