住宅ローン。これだけは知っておきたい10のキーワード・1【固定金利と変動金利】
■ 2.固定と変動、どっちがいいの?
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固定金利はローンを借り入れた時に、一定の期間、金利が固定できるローンです。
世の中の金利水準がどれだけ上昇しても金利は見直されないので、返済額は変わらないため、収支計画が立てやすいのがメリットです。
ただし、変動金利より金利が高めに設定されていますので、市場金利が低金利の場合、変動金利よりも高いまま継続する可能性があります。
2-1固定金利の種類は2つある
「固定金利期間選択型」は契約時に3年、5年、10年などといった固定金利期間を選びます。
固定金利期間が終わったら次の金利タイプを選択します。引き続き固定金利を選択することも可能です。
そのほかに、 借入期間中、ずっと固定金利のままにしておく「全期間固定金利型」があります。
2-2どっちがお得?10年固定金利と変動金利
「10年固定金利」は、「固定金利期間選択型」の1つです。
変動金利と並ぶ低金利なのが特徴です。変動金利に「固定金利を選択した期間」は金利が変わらないようにするというオプションがついているものです。
そのため、10年後は変動金利が適用になりますが、再度、固定金利を選ぶことも可能です(再設定の際に手数料がかかる場合があります)。