猫の多頭飼いに必要な環境づくり10のコツ~猫5匹が幸せに暮らす家
床が温かくてやわらかなところをつくると、自然に集まってきます。
新築や改築をするなら、床暖房を入れるのがオススメです。
写真/蔵プロダクション
猫によって好みの室温があるので、家の中に多少は温度差があったほうが、自分なりの居心地のよい場所を探して過ごすことができます。
長時間留守になる場合は、停電で空調が止まることも想定して対策をしましょう。
夏は1か所だけでも窓が開けられるようにしておくなど、涼しい場所を確保してください。
冬は寝床に湯たんぽを置いておくと安心です。
■ 10. 猫にも人にもやさしい素材を選ぶ
撮影/水谷綾子
わが家の壁・天井に塗った土佐漆喰は水に強く消臭・調湿効果があり、固くて爪を研がないのでオススメです。
フローリングは、長毛の猫は足裏の毛で滑りやすく、抜けた毛も舞いやすいため、部分的にカーペットを敷くといいでしょう。
その場合、爪が引っかかりにくいカットパイルを選んでください。
私は、猫専用の商品はあまり置かないようにしています。
わが家のインテリアに合わないからです。
猫は匂いと音で状況を判断するので、派手な色や形は猫にとっては重要ではありません。