FPが診断!赤字家計を改善して、住宅ローンの頭金がしっかり貯まる見直しポイント
ボーナス60万円合計60万円貯蓄・運用普通預金30万円定期預金50万円合計80万円
この家計をもとに見直すべきポイントをみていきましょう。
■ 家計見直しPOINT1.通信費・光熱費を削減する
この家庭の家計を見たとき、「食費がちょっと高くない?」「赤字なんだから、交際・娯楽を減らせばいいのに」そんな風に思った人はいませんか?食費、娯楽費、交際費は、がまんさえすればカットできるので、家計のスリム化という意味では理にかなっています。
しかし、家族の不満や生活のうるおい、健康面から考えて、いちばんに取り掛かるのはおすすめしません。
家計のスリム化を図るなら、まず固定費から行うのがセオリー。この家庭の場合でいえば、とくに通信費からでしょう。通信費2万5000円となると、ドコモ・ソフトバンク・auといった大手キャリアの利用が考えられます。また、スマホプランを長く変えていなかったり、いくつも動画サブスクに入っていたりという可能性も。
大手キャリアから夫婦で格安SIMに乗り換えれば、毎月1万円以上の通信費削減も可能。
キャリアメールが利用できなくなるといったデメリットもありますが、大手キャリアと見劣りなく使え、プランもシンプル。