FPが診断!赤字家計を改善して、住宅ローンの頭金がしっかり貯まる見直しポイント
例えば、クレジットカードの利用が多い人は、クレジットカードの利用履歴がそのまま家計簿に反映されるものを選ぶと、イチから記入する手間が省けてラクに家計簿がつけられます。
■ 見直しで赤字家計から脱却!軽減した支出分はマイホームの頭金に
今回紹介した見直しポイント3つを取り入れることで、こちらの家庭の家計は以下のように改善。
月間収入(手取り)夫給与30万円児童手当1万円合計31万円月間支出家賃9万円食費6万円光熱費1万5000円教育費2万3000円通信費1万3000円家族の小遣い3万5000円交際費・娯楽費2万円保険料1万5000円雑費2万円合計29万1000円ボーナス・年間手取り(手取り)ボーナス60万円合計60万円貯蓄・運用普通預金30万円定期預金50万円合計80万円
固定費である通信費と光熱費の削減とともに、家計簿の導入により食費や雑費のムダをカットしながら、以前よりも3万2000円支出を減らした計算です。毎月の余剰とボーナスはマイホームの購入のための貯蓄に。
年間22万8000円を貯蓄に回せるので、ボーナスと合わせて80万円程度を貯蓄できる見込みです。5年で400万円ほど貯めれば、マイホーム取得時の頭金として使えます。