真に理想的な睡眠時間は「6時間30分」?知られざる睡眠の常識
「自分の睡眠データ」を貯めることは、睡眠改善の第一歩。
そう主張するのは、『“ぐっすり”の練習ノート』(白濱龍太郎著、実務教育出版)の著者。
たとえば「前夜にビールあ杯以上飲んだ翌日の午前中は眠気がひどい」「朝食を和食にした日の夜は寝つきが早い気がする」など、“眠り”について気づいたことを本書の「睡眠ログ」に記録していくことで、自分にとっての快眠の黄金パターンを構築しようという書籍です。
実際に記入できる「睡眠ログ」が豊富に掲載されているため、日常生活で多いに役立てることができそう。
しかしそれ以前に、「睡眠時間」についてきちんと知っておきたいところではあります。
そこできょうは第3章「今夜から始める“ぐっすり”のカイゼンから、睡眠時間に関する記述を引き出してみたいと思います。
■最適な睡眠時間は「6時間30分前後」
パフォーマンスが最大になる最適睡眠時間は、自分で試行錯誤しながら見つけなければならないのだそうです。
たとえば、「23時までに寝る」というような一定のリズムをつくっておく。
そこから、睡眠ログを参考にして“黄金の生活パターン”を実行し、翌日にいちばんスッキリする睡眠時間を確認していくわけです。