くらし情報『江戸時代の人達がどうやって「時間」を知っていたのかが明らかに』

江戸時代の人達がどうやって「時間」を知っていたのかが明らかに

江戸時代の人達がどうやって「時間」を知っていたのかが明らかに


現代人は時間に追われて日々を過ごすことが多いですよね。それもそのはず、電車などの交通機関をはじめ、すべての物事が時間に管理されて回っているからです。

それでは時計がなかった江戸時代は、いったいどのようにして時間をみていたのでしょうか。

それを探るために今回は、作家で江戸文化研究者の石川英輔さんの著書『実見 江戸の暮らし』から江戸時代の時刻について紹介してきたいと思います。

■1:太陽を見て時間を知る

江戸時代の代表的な時間を知る方法に「不定時法」があります。空を見上げ、太陽の位置そのものを時刻として考えたもの。太陽が時計、空が文字盤で大まかな時間を読み取る方法です。

現在なら、こんなアバウトな見方は考えられないかもしれませんが、電車も自転車すらもない時代ならこれでも困らなかったようです。


■2:各地域の時報を聞く

ただし毎日太陽が見えるとは限らず、雨の日もあります。そこで、各地にはいろんな「時報」があったようです。城で打ち鳴らす太鼓、町で管理している鐘などで、その土地なりの標準時を知ることができたのです。

では、その太鼓や鐘を鳴らす人はどのように時刻を計っていたのでしょうか?江戸時代の日本は時間を全国統一にする必要がなかったため、一般論としては「それぞれやりやすいようにやっていた」

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