モブキャスト社長が「人づきあいは0か100か」スタンスを貫く理由
というわけで、ある意味では徹底した考え方だといえるのではないでしょうか。
そして1、2年にひとりくらいの割合で、「この人のことを、すごく知りたい」と思うことがあるのだそうです。
そういう場合は年齢も関係なく、経営者であろうが芸能人であろうが、とにかく会って話を聞かないと気がすまなくなるというのですから、やはり徹底しています。「中間」がないともいえるでしょう。
■著者的に人づきあいは0か100しかない
だからそういう場合は、どんなことがあっても飲みに行くことにしているそう。
「なんでこんなに魅力的なんだろう」
「なんであんなパフォーマンスができるんだろう」、
そんな思いを真正面からぶつけて、「あっ、だからなんだ」と納得できるまでひたすら聞くというスタイル。
つまり、「人間嫌い」でありながら「大事な人は大切にする」という意味で、著者にとってのつきあいは0か100しかないということです。
この考え方は、特に珍しいものではないかもしれません。
むしろ、シンプルすぎるほどにシンプルです。
しかし重要なのは、珍しくなくともシンプルでも、著者が経営者としてそのスタンスを徹底的に貫いているということ。