要注意!負の感情を生み出してしまう「とらわれ」7つのパターン
この思考にとらわれていると、日常生活のすべてがマイナスに思えてくるとか。
仕事にも前向きに打ち込めず、「自分はどうせなにをやってもダメなんだ」と、新しいことにチャレンジできなくなってしまうそうです。
(6)結論思い込み思考
いくつかのネガティブな出来事から、悲観的な結論を導き出すような思考。「きっと~に違いない」「また~だ」が口癖で、悲観的な結論どおりに自分を追い込んでしまうといいます。
(7)悲劇の主人公思考
マイナスな出来事を、なんでも自分の責任にしてしまう思考。周囲で起こったこともすべて自分のせいにしてしまうので、なにもやる気が起きなくなるというわけです。
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毎日生活していると、いろいろなことがあるもの。そんななかでもし、もやもやした気持ちになったら、このような感情パターンのどれかに当てはまらないか考えて、見るといいそうです。
どのパターンにあてはまるのかを客観的に把握するだけでも、相応の効果があるとか。
そのうえで、自分の周囲の環境への意識を変え、感情に惑わされないようにすることが大切だというわけです。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※中島輝(2015)『負の感情を捨てる方法 「最悪」は0.1秒で最高に変わる』朝日新聞出版