2ヶ月の勉強で法科大学院に合格!マルチ弁護士の「最強暗記術」
しかし著者は、時間は有限だからこそ、短い時間で早くおぼえたいなら、そうしたやり方を捨てるべきだと主張しています。
そればかりではありません。問題を解く必要はなく、答えだけを暗記すればよいというのです。
ずいぶん突飛な方法ですが、これには理由があるといいます。
■勉強で特に重要なのは過去問!
問題を解こうとすると、まず「できない」という壁にぶつかってしまうもの。しかしそれが挫折感につながり、結果的には「やらなく」なってしまいがちだというのです。
でも問題集には、その解けなかった「答え」が明記されているもの。テストは答えさえ合っていれば合格できるものなので、答えを暗記する。
そこからはじめるのが、いちばんの近道だというのです。
そして、特に重要なのは過去問。なぜなら試験対策にうってつけなだけではなく、問題をつくる人も過去問を参考にしているからだとか。この方法においては答えを暗記することが大切なので、問題と答えを理解しようとする必要はないとすら著者はいいます。
いうまでもなく、ゴールは「理解すること」ではなく、「合格すること」だから。
理解していようがいまいが、受かってしまえばいいという合理的な発想。