60歳でTOEIC満点の通訳者が語る「英語が身につく勉強法」
意識すべきは、知識を最大限に増やし、それを活用すること。その際、大きなチャンスになるのは、意外なことに2020年の東京オリンピック・パラリンピックだといいます。
今回のオリンピックの経済効果は、直接的なものだけでも数兆円にのぼるといわれています。
また政府も成長戦略のひとつとして「観光立国」を標榜しており、2030年には訪日外国人旅行者の数を3,000万人以上にすることを目標に掲げています。だとすれば、英語がもっと必要になるわけです。
そこで、まずは東京オリンピックについての知識を増やし、内容の理解を深めることに集中する。英語そのものの話とは関係なさそうですが、ここを充実させておくことが、のちのち役立つのだそうです。
なぜならコミュニケーションに大切なのは中身で、手段としての英語は虹的なものだから。
「なんでも話せる英語」ではなく、「オリンピックについてなら話せる英語」を目指すという考え方です。
だからこそオリンピックに関心を持ち、インターネットを利用して知識の充実と内容の理解を図っていくべきだということです。■2:仕事の語彙は、単語帳をつくっておぼえる
英語コミュニケーションにおいて、「語彙力」