60歳でTOEIC満点の通訳者が語る「英語が身につく勉強法」
の果たす役割はとても大きいと著者はいいます。そこで大切なのは、みなさんそれぞれの仕事で使う単語を自分のものにしてしまうこと。そして、ここで意識しておくべきことがあるといいます。
それは、「単語が役に立つのは、話すときだけとは限らない」ということ。単語を知っているということは、「読む」「書く」「聞く」「話す」のすべてにおいて強みとなるのだそうです。
ちなみに、著者が実践しているという「単語力をつける5か条」は次のとおり。
(1)単語は出会ったときがおぼえるとき。そのときの場面に関連付けると記憶に残りやすい
(2)自分オリジナルの単語帳をつくる
(3)単語は隙間時間でおぼえる。
単語帳をクリアファイルに入れて、常に持ち歩く
(4)クイックレスポンスが大事。自然に言葉が出るようになるまで鍛える
(5)単語学習は継続。何度もしつこく繰り返す。忘れることを気にしない
■3:「イメトラ」と「サイトラ」で、イメージを英語にする
通訳者の学習方法に、「サイト・トランスレーション」(sight translation サイトラ)と呼ばれるものがあるそうです。書かれた原文(英語でも日本語でも)