1回「1時間」がベター!親の家をスムーズに片づける3つのコツ
特に親の年代は疲れやすいものなので、休憩をとりながら進めていくことが大切。負担にならないようにすることが大切なのです。
(3)完璧を求めない
生前整理に完璧を求めるのはご法度。
なぜなら完璧であることばかりを求めると、「できたところ」よりも「できていないところ」ばかりに目がいくようになるから。
そうなると、やってもやっても達成感や満足感をえることができず、イライラが生じてしまうということです。
そしてそのイライラは、動作の遅い親に向かっていくもの。しかし親は自分なりに一生懸命やっているわけですから、それではとばっちりもいいところ。一方的に攻められたとしたら、やる気がなくなってしまっても無理はありません。
イライラしても、いいことはひとつもなし。完璧は求めないことが大切なのです。
年をとった親にとって、生前整理は決して楽なものではないはず。だからこそ、スムーズに進めていくためには「本気でやるけど、ガチガチに固めない」ことが重要。ほんわかと暖かなムード、そしてゆるめのペースで、焦らず、止まらず、少しずつ、確実に進めていくべきだといいます。
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そもそも生前整理は親にとって、精神的にも大きな負担になるものです。