現地には15分前に到着すべし!交渉が成功する「時間」の考え方
もちろん資料にも目を通し、不備がないか確認することも大切。
そうやって事前にチェックをするだけでも、心のゆとりが変わってくるものだといいます。
精神的な側面が交渉に影響を与えることは少なからずあるので、相手と向き合う前に心の準備ができる時間を持つことは大切。
小さなことであっても万全を期し、落ち着いた状態で交渉に臨むようにすることが、交渉のうまい人のやり方なのだと著者はいいます。
■終了時刻は事前に設定しておく
時間を有効に使うため、打ち合わせの時間は「何時から」だけではなく、「何時まで」という終わりの時刻もあらかじめ決めておいたほうがいいのだとか。
終わりの時刻を決めておかないと、その後の予定を立てられないということがまずひとつ。
また時間意識を持ち合わせていない相手の場合、世間話だけで大幅に時間を浪費してしまう可能性もあるからです。
しかし終了時間を決めておけば、相手も計画的に話してくれる確率が高くなるもの。
だからこそ、必ず「何時まで」と決めておいたほうがいいというのです。
■打ち合わせを切り上げたいとき
では、そろそろ切り上げたいというときには、どういういい方をすれば、相手の気分を害することなく次に繋げられるのでしょうか?
この点について著者は、ポジティブな表現をすれば問題はないとしています。