筋肉量が少ない状態も要注意!冷えを引き起こす4つの意外な要因
「心のバランスが偏っているな」「緊張が続いているな」と感じるときは、体が冷えている可能性があると著者。
お風呂に入るなどして、まずは体を温めることが大切だというわけです。
(4)ホルモンバランスの乱れ
冷え性は、男性よりも女性に多く見られるもの。もちろん筋肉量の違いもありますが、ホルモンバランスが大きく影響しているのだとか。
排卵や生理のときなどはホルモンバランスが乱れやすいため、自律神経も乱れて血液循環が悪くなり、冷え性の症状が出てくるということ。
そこれリラックスするためにも、シャワーだけですませるのではなく、ゆっくり湯船につかって体を温めることが大切だといいます。
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これらからもわかるとおり、冷え性とは、私たちの体を温かく保つための機能が不調をきたしている状態。
だからこそ、体がつくり出す熱ではなく、暖房やある次でごまかしても改善は望めないわけです。
そこでぜひ、本書を参考にして体を内側から温めたいものです。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※吉田佳代(2015)『足を温めると健康になる』あさ出版