目安は手取り1年分!万一のときのお金を確実に貯めるための方法
によると、20代の平均貯蓄額は約279万円。
意外に多い気がしますが、これはあくまで「平均貯蓄額」です。平均については、一部のお金持ちが全体を釣り上げている可能性があるため、そのまま信じてはいけないわけです。その証拠に、数字の真ん中を示す「中央値」を見ると、約112万円なのだといいます。
しかし気になるのは、「だったら月々どれくらい貯めればいいのか」ということであるはず。
その点を考えるにあたって意識すべきは、「人生には予期せぬアクシデントがつきもの」だということだと著者はいいます。
怪我、病気、火事、解雇、会社の倒産など、なにが起こるかわからないからこそ、最低限蓄えるべきお金とは、万一のときのセーフティネットだと考えるべきだということ。「貯める」お金は、「すぐに使える」お金でないといけないというわけです。
そして著者はここで、「手取り1年分」を目安に説明しています。とりあえず1年分あれば当座の生活はなんとかなり、その間に今後の対策を立てられるはずだから。■貯蓄プランのシミュレーション
たとえば年収が300万円だとしたら、手取りは200万円~250万円程度。これくらいの額を最終的な目標にして、毎月決まった額を貯蓄していけばいいということ。