目安は手取り1年分!万一のときのお金を確実に貯めるための方法
なお、これはあくまでもセーフティネットとしてのお金を確実に貯めるための方法。結婚式や留学などのまとまった資金を貯金するときにも、同じやり方を使うことができるといいます。
その場合に大切なのは、気合いを入れて「月々に貯める額を増やす」こと。
著者は、お金についての大原則を「財布(日樹で使うお金)」「投資(なくなってもいいお金)」「預金(流動性の高いお金)」に分けて管理する、「財産三分法」を提唱しています。
これは、入ってくるお金の額が変わらないのであれば、「投資」の部分を思い切ってゼロにする、あるいは財布から使うお金をセーブするなど、なんらかの振り分け方を見なおすしかないということです。
残念ながら、「いつもどおりお金を自由に使っていたのに、知らず知らずのうちに残高が増えていた」などということはありません。
そして貯蓄は、「貯める額を決めたら、使わない」。これだけだと著者は主張しています。
逆にいえば、貯めると決めたお金以外はどう使ってもいいということですから、楽しく使えるお金をより多く捻出するため、より倹約=賢約に努めていくべき。
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ちなみに、お金についての漠然とした不安や疑問は、データ(数字)