目安は手取り1年分!万一のときのお金を確実に貯めるための方法
仮に手取りを20万円、目標を200万円、すでに30万円の貯蓄があるとしたプランを見てみましょう。
まず、最初に決めるべきは期限。「目標額から貯蓄分を引いた、残り170万円を貯めるために何年かけるか」を決めるのです。
早すぎたら無謀な計画になってしまうだけですし、10年後に設定したとしても、その間の備えになりません。
そこで「ちょうどいい期限」を見分けるために大切なのは、自分の目標額と手取り、そして月々の貯蓄額を書き出してみること。たとえば、次のような感じです。
【例】目標170万円(手取り20万円中)
[1年で貯める場合]:月々14万円(とても払えず現実的ではありません)
[2年で貯める場合]:月7万円(まだまだ難しい額です)
[4年で貯める場合]:月々2万8,000円(可能性が見えてきました)
※もちろん5年計画(月々2万8,000円)に伸ばすこともできますし、年2回のボーナスを組み込んで、6月と12月には多めに貯めるというプランを立てることも可能。
■決めたお金以外は使ってもいい
つまり、こうして書き出してみると、「できること」と「できないこと」を無理なく線引きできるわけです。