人が思わず話しかけたくなる!印象がいい人の共通点「5S」とは
ということだというわけです。
実際、アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンの実験結果によれば、「人の印象が形成されるのは、話の内容(言語情報)が7%、声の質やテンポ(聴覚情報)が38%、見た目(視覚情報)が55%」なのだとか。
つまりはそれほど、話すこと以上に目から入る情報が重要だということです。
もし“5つのS”のなかで欠けているものがあったとしても、それはスキルがないということでも、できないということでもなく、「ただやっていない」だけ。だからこそ、ぜひ実践してみてほしいと著者は提案しています。
■赤ちゃんに声をかけたくなる理由
たとえば人は赤ちゃんを見ると、つい声をかけたくなるもの。それも、この“5つのS”を感じるからなのだといいます。
赤ちゃんのニコニコ笑い、無垢な目でじっと見つめ、顔や手足をバタバタさせる仕草は合図や会釈に近いもの。
また、手を出すとつかんでくれます。
つまり、本来ならこれくらい無防備なほうが、人間同士のコミュニケーションは活性化しやすいものだというのです。
だから“5つのS”を上手に使える人は、どんな人にも好印象を与えることが可能になるということ。