5割の夫婦がモラハラ経験アリ!カウンセラーに聞いた有効な対策
参考までに、その方の結婚年数と、カウンセリングを受けてモラハラを克服するまでにかかった年数をお聞きしたところ、結婚年数は6年、カウンセリングにかった年数は2年だったそうです。
ただしモラハラを克服するプロセスは、回復と再発の繰り返し。だからこそ、少しずつ自分を取り戻していくことが必要なのでしょう。
■未来のモラハラ被害者をなくすには
ところで恋愛期には、なかなか相手の本性が見えないものだと思います。結婚して後悔しないために、未婚の女性にあてたメッセージを麻野さんにお願いしたところ、
「私が愛して尽くせば、この人は変わってくれると思うのは間違いです」という言葉をいただきました。だとすれば、おつきあいの段階で、モラハラの匂いを感じ取ることも必要なのかもしれません。
また、「結婚して子どもが生まれると自由がきかなくなるので、経済的・精神的に相手に依存した結婚はしない方がいいかもしれませんね」とのことでした。
まずは自立した女性になるべし、ということでしょうか。
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とはいえ結婚生活において、よくも悪くも相手から影響を受けることは避けられません。ですから、気をつけるべきは、悪い影響。