全世界で1兆円市場!急成長中の「クラウドソーシング」最新事情
へ委託(sourcing)すること」
と定義しているそうです。クラウドソーシング、つまり業務を委託する主体は当然ながら企業ということになります。
■クラウドワーキングの意味
同じく注目しておきたいワードが、業務を委託される側の立場に立った「クラウドワーキング」。
ちなみにこちらの「クラウド」は、クラウドソーシングの「群衆(crowd)」ではなく、「雲(cloud)」のこと。
これはIT業界で使われている「クラウドコンピューティング(cloud computing)」の略称。いうまでもなく、さまざまなデータをインターネット上に保存するサービスです。
著者によれば、クラウドソーシングとクラウドワーキングは、コインの表裏のような関係。
大まかに説明すれば、前者の視点は「企業」であり、後者の視点は「個人」。
クライアントである企業が、受注者としてのクラウドワーカー(おもに個人)に対して仕事を依頼する「群衆(Crowd)+外注(Sourcing)」の関係がクラウドソーシング。そしてクラウドワーカーが、クライアントに対して業務実行・納品を行う「雲(Cloud)+働く(Working)」