FPが警告!65歳以降は働かないお一人様が用意すべき老後資金
生涯を通して未婚である人の割合を示すものではありません。
ただ、50歳で未婚の人は、将来的にも結婚する予定がないと考えることもできることから、生涯独身でいる人がどのくらいいるかを示す統計指標として使われています。
国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2012)」によると、その生涯未婚率が2010年は男性が20.14%、女性は10.61%。
特に男性の場合、2005年から2010年の間に約4%も上昇しています。すでに男性の5人に1人は、一生涯未婚だということになるわけです。
推移をみると増加の一途をたどっているので、一生涯独身という人はめずらしい状態ではなさそうです。
しかし、おひとりさまについては、「離別」「死別」を要因とするケースも十分に考えられます。
「死別」と聞くと、「そんなにいないのでは?」と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
2世帯で一緒に生活する家族が激減しているということは、夫婦のどちらかに先立たれれば、その後は確実にシングルになるわけです。つまり、生涯独身シングルが増える一方、老後シングルも同じくらい増えているのです。
予測では、2035年には単独世帯が37.2%まで増加し、「ひとり親と子」