4番バッターは必要なし!リーダーが意識すべきメンバーの選び方
「リーダーの資質」というと、あたかも大層なものであるようにも聞こえるかもしれません。しかし、それはもともと備わった才能ではなく、あくまでもチームで仕事をするときの「役割」にすぎないもの。
そう主張するのは、『99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ』(河野英太郎著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者です。
だからこそ「リーダーである自分は偉くなければ」と考えてしまうと、さまざまな障害と直面することになってしまうわけです。
「リーダーはあくまで役割だ」ということを、しっかりと意識しておくべきだということかもしれません。
でも、リーダーとしての役割を全うする以上、そこにはさまざまな問題が生じることにもなるはずです。具体的にいえば、「メンバー選び」と「依頼の仕方」が大きな意味を持つということ。
そこで、この2点をスムーズに進めるためのコツをチェックしてみましょう。
■4番バッターばかり集めない
仕事は、チームをつくることからはじまるもの。だから自分がリーダーだった場合、「ドリームチーム」をつくりたいと思ってしまうこともあるわけです。
理由は簡単で、つまり実績あるメンバーが多いチームのほうが、成果が出るに違いないと思ってしまいがちだから。