テストの点数が「60点」でも成長と共に伸びる子どもの家庭習慣
むしろ重要なのは、同じことを何度も繰り返し、試行錯誤することだということです。
またお手伝いは、「責任感」を養うことにもつながるのだといいます。つまり、子どもに「家のなかでの役割(自分が家族に必要とされていること)を認識させることができる」というメリットも備わっているということ。
「あなたがいないと困るのよ」という家のなかでの役割を認識させることにより、子どものなかで責任感が芽生えるということ。
そのような責任感から生まれる継続力、行動力もまた、伸びるこの重要な要素。結果的にはそれが、社会でたくましく生き抜くことの源泉になるというわけです。
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本書の魅力は、ただ「学習力をつける」ということだけに偏らず、広い視野で子どもの可能性を見つめていること。
だからこそ、子育てに悩んでいる方に対して、大きなヒントを与えてくれることでしょう。
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※相澤樹(2016)『60点でも伸びる子、90点なのに伸び悩む子』あさ出版
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