くらし情報『47%の仕事がAIにとられる!人間はこれから何を考えるべきか』

2016年5月15日 18:03

47%の仕事がAIにとられる!人間はこれから何を考えるべきか

AIに居場所を奪われた肉体労働者は失業してしまいます。社会全体の仕事の総量は減るので、再就職は困難です。

一方で企業の経営者は人件費が浮くことになるため、いまより所得が上昇します。AIやロボットが大量生産されるようになればその価格も下がるので、放っておけば時間とともに格差は拡大していきます。

「働かざる者でも食べていける社会をつくればいい」というのは簡単ですが、実際には財源や少子化による人口問題など課題は山積みです。

ベーシックインカム(最低限の所得を国が保証する制度)を唱える人や、格差を受け入れ競争社会を望む人、さまざまな人がいるとは思いますが、いま一度じっくり考えてほしい問題です。

■AIにどこまで仕事を任せるか

仕事だけではなく、日常生活、たとえば家事などにもAIやロボットは関わってくるでしょう。そこで「人がAIに頼りきってしまうのでは?」という懸念が浮かびます。
たしかにAIは効率的に物事を運んでくれますが、日常のなかにある閃きや思いもしない発見ができるのは人間です。こうした最適化できない部分の能力が、AIに頼りすぎることで削がれてしまうかもしれません。

キーボードの普及で漢字が書けない人が増えたように、AIの普及によって閃きを失ってしまうというわけです。

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