漢字の常識が変わった?ベストセラーの漢字使用率は20%以下!
もし、もっと漢字が多かったら、視覚的に「難しい」と感じてしまう人もいたかもしれませんね。
『人生はニャンとかなる』水野敬也・長沼直樹(2013年発表)文響社
カウントした文字数:264
漢字数:52
漢字率:19.7%
写真とともに楽しむ名言集という性格を持ち合わせた本のためか、ほかの本よりひらがなが多めになっていますね。
『伝え方が9割』佐々木圭一(2013年発表)ダイヤモンド社
カウントした文字数:670
漢字数:111
漢字率:16.57%
冒頭部分にたまたま漢字が少なかった、ということもありますが、漢字率がぐっと低めの16.57%。コミュニケーションが題材の本だけに、わかりやすさが重要視されているのかもしれません。
数年前までは、ベストセラーの漢字率は20数パーセントといわれていましたが、ここでカウントしたベストセラーは20%を下回るものも。
これだけではサンプルが少ないのであくまで仮説にすぎませんが、ヒットする本の漢字率は、Facebookの投稿と同じくらいまで減少傾向にあるといえるかもしれません。
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ここまでくると、「他人のことばかりカウントしていないで、自分たちの文章はどうなの?」