虐待相談件数が15年で7.6倍に!児童相談所は今どんな状態?
誰かが通告をすれば、48時間以内に専門家によって子どもの安全確認が行わるのです。「他の誰かがしてくれるかも」と見てみぬふりをせず、虐待のサインを見つけたら専門機関に連絡をするようにしましょう。
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親からの虐待により、子どもが命を落とす事件もあとを絶ちません。大切なのは、地域社会全体で子どもたちを見守ること。
「虐待かな」と思ったら通告するだけでなく、外で出会う親子に温かい目を向ける、困っている親子がいたら声を掛けるなど、自分ができることをしていきましょう。それが子どもを救うことにつながるのですから。
(文/椎名恵麻)
【取材協力】
※東京都児童相談センター・児童相談所-東京都福祉保健局
【参考】
※児童虐待の定義と現状-厚生労働省
※児童相談所強化プラン-厚生労働省