1歳から本を楽しめる!今注目の読書活動「アニマシオン」とは?
「子どもを本好きにしたいけど、読み聞かせにあんまり興味を持ってくれない。どうしたらいいの?」
そんな悩みを持つ未就学児ママも少なくないはず。子どもといってもひとりの人間。なにかを好きになってもらうのは、そう簡単なことではないですよね。
そんな悩み解決へのヒントにしたいのが「読書のアニマシオン」。フランス生まれ、日本でも徐々に広がりつつある活動です。
新刊『子どもの心に本をとどける30のアニマシオン』(岩辺泰吏&読書のアニマシオン研究会編著、かもがわ出版)を参考に、1歳から大人まで楽しめる「読書のアニマシオン」について見ていきましょう。
■アニマシオンってどんな活動?
数人の子どもたちと、なかが読めないようにバンドでとめた本が数冊。
子どもたちはグループに分かれ、本のタイトルと表紙のイラストを頼りに「どんなお話かな?」と想像力を膨らませてにぎやかにストーリーを考えていきます。一生懸命考えたストーリーを発表したあと、「本当はどんなお話なのかな?」と、手にした本を開く子どもたち。
こうした活動が「読書のアニマシオン」と呼ばれるものです。
「アニマシオン」とは、「アニマ(anima)」