人間が1日5万語も無意識に発している「ひとり言」の有効活用法
「思考が現実化する」というフレーズ、最近、よく耳にしませんか?
それって、いったいどういうことなのでしょうか。「そんなことはうまくいっている人の話であって、自分には縁がない」と思っている人も少なくないはず。
「ひとり言セラピー」の第一人者、あな田さゆりさんはいいます。「現実をつくっているのはあなたの内側に存在する『ひとり言』なのだ」と。そして、ひとり言の質を変えることによって、現実が変わっていくというのです。
このたび、あな田さんの本、『読むだけで人生が変わる ひとり言セラピー』が、かんき出版から発売になりました。
ユニークなネーミングも気になる、ひとり言セラピーについて、あな田さんに直々にお聞きしてきました。
■まずはひとり言に気づくことが大切
人は1日に5万語もひとり言を発しているといいます。
まずその数に驚きますが、そもそもひとり言とはなんなのでしょうか。
なんとなく、「ひとりでブツブツ言っている」イメージが浮かびますが、ここでの定義は少し違います。「ひとり言とは自分との対話」なのだそうです。
「私たちは普段、他人と話すとき、発する言葉についてすごく意識しています。