学生の50%が留学生!某大学のグローバル化推進策がスゴすぎる
現在APUでは、海外からの留学生である「国際学生」と、日本人・在日外国人を意味する「国内学生」が約3,000人ずつと半々。
多くの科目が日本語と英語の2本立てで開講され、国内学生と国際学生が混ざり合ってディスカッションしたり、プレゼンしたり。教員も半数が外国人で、メキシコ人、ドイツ人、フィリピン人と、じつに国際色豊かです。
学生寮は、国内学生と国際学生が相部屋で生活し、管理するのもすべて学生。日替わりでそれぞれの国や地域の料理をつくってはふるまうなど、日常生活レベルで国際交流を日々行っているのです。
■2:企業と大学を「混ぜる」
開学前、文字通り知名度ゼロの段階で50ヶ国から数百人もの学生を集められた裏には、企業とのタッグがありました。
多くの日本企業がアジアに進出する21世紀、グローバルな人材が必ず必要になる――。
そんな思いで、地道に企業を回って寄付を募り、開学時には382の企業・個人から総額41億円もの寄付を集めることに成功。
授業料を減免する奨学金制度を用意したのです。
APUで4年間学んだ国内学生・国際学生の多くが、名だたる日本企業で活躍しています。
また、幼児~高校生を対象に教室事業を行う公文教育研究会では、開学当時から子どもたちと国際学生が一緒に英語のみでキャンプを行うプログラムを毎年実施しています。