60%の会社員が仕事に不満!将来子どもが天職につける子育て法
■「知的充足感」は学習のエンジンになる
「私の親は、生物や化学、歴史、文学など様々な分野の話をそのときどきの年齢に合った言葉で話してくれた。その中で興味を持ったことを語り合う相手になってくれた」。
アンケートのコメントにあるように、自分で学ぶことの楽しさや知的充足感を覚えると、子どもは自分から学び、自律的に成長していくようになります。
これは学習を続けていく上でのエンジンとなるので、できるだけ早期から身につける必要があります。
■読書の習慣で自分から勉強する子になる
「親に本の読み聞かせをしてもらっていた」「本はたくさん買ってもらえた」「いつも家に本があふれていた」。
一流大学に進学した学生の多くは、このように幼少期から読書の習慣があったといいます。読書で視野が広がると、好奇心や読解力、集中力が養われ、自主的に勉強するようになるのです。
子どもに読書の習慣をつけるのにもっとも効果的なのは、親が読ませたい本ではなく、子どもが関心を示す本を選ぶこと。
車やアニメのキャラクターの本でも、虫の図鑑でもかまいません。とにかく、子どもの興味の延長線上で活字に親しむきっかけをつくってあげることが大切なのです。