2.5人に1人が非正規雇用労働者な時代の「年金の増やし方」
免除や猶予の申請ができるのは、「低所得による免除」「失業等による免除」「若年者、学生等による猶予」といった種類があります。
支払いが苦しいことを申請しなければ、未納扱いになります。
それが、免除申請をしていると、国から半額負担で年金受け取り金額に含まれます(年金受取額は増えます)。猶予の場合は、追納しない限り金額には含まれません(年金受取額は増えません)ので、なるべく免除申請をおすすめします。
とはいっても猶予制度、免除制度ともに、受給期間には含まれるので障害年金や遺族年金の対象になります。未納扱いは、損をするので絶対に避けましょう。
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非正規雇用とひと口に言っても、置かれた状況はさまざま。収入、年齢、家族構成などを考慮し、自分に合った年金の増額計画を立てましょう。
(文/山本裕美)
【取材協力】
※ヨースケ城山・・・節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、AFP、住宅ローンアドバイザー、年金アドバイザー。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。