なぜ全国にコンビニの3倍もある「古墳」に女性が興奮するのか?
3年ほど前から、古墳に注目が集まっています。ネットで「古墳 ブーム」と検索すると、NHKや日経、女性誌やまとめサイトなど、さまざまな記事がヒットします。
最近では、通販会社のフェリシモが古墳マットや前方後円墳プレートを発売したり、旅行口コミサイト・トリップアドバイザーが「口コミ古墳ランキング」を発表したりと、じわじわ広がりをみせています。
はとバスが企画した「古墳めぐりツアー」にも申し込みが殺到。お客さんの中心は、30代女性だそうです。でも、いったい古墳のどこに惹かれるのでしょうか?
そこで今回は、古墳ブームの火付け役である「古墳にコーフン協会」の副理事長・立花優子さんにお話を聞いてきました。
■じつはウルフルズのメンバーも協会会員
立花さんが古墳にハマったきっかけは、「古墳ギャルのコフィー」。鷹の爪でおなじみ、蛙男商会のアニメです。
会社を辞めて暇になった時期にふとアニメを思い出し、「実際の古墳を見に行きたい」と思ったのだそうです。
そしてなんとなく、家からいちばん近い古墳(武蔵府中熊野神社古墳)に行ったところ、
「なんかもう、鳥肌がたったんですよね、ゾワゾワーっと。圧倒されるなにかを感じました」