なぜ全国にコンビニの3倍もある「古墳」に女性が興奮するのか?
古墳と対話すると、また明日からがんばろう、ってなる。私にとってはパワースポットといえますね」
内閣府認定「考古検定」とのコラボや地方の古墳イベントへの参加、大学で「古墳にコーフン講座」をおこなうなど、古墳にコーフン協会の活動は広がっています。
ただし、協会としてはそれで儲けようという意識は一切なく、純粋に古墳の素晴らしさを広めたいという気持ちが強いそうです。
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「古墳女子」というと、どこか変わった人?と思ってしまいがちですが、お話しした立花さんはいたって普通のOLさんという印象でした。
従来は古墳=考古学の範囲でしたが、現在のブームは「形がかわいい」「パワースポット」など、いままでとはまったく違う捉え方。その視点は筆者にとっても新鮮でした。
全国に16万基ある古墳。数でいえばコンビニの3倍もあるのです。
まずはお近くの古墳を探してみてはいかがでしょうか。そこに新たな発見や出会いがあるかもしれません。
(文/村中貴士)
【取材協力】
※まりこふん・・・古墳への愛を歌いあげる古墳シンガー。2013年1月、「古墳をゆるく楽しく愛でる」をモットーに「古墳にコーフン協会」