相手と話すことが何もない!そんな時は「3Kの法則」を使うべし
つまり「3分33秒」の内訳は、こうなるわけです。
第一印象:3秒
あいさつ:30秒
雑談・世間話:3分
とてもシンプルな考え方ではないでしょうか?いってみれば著者は本書において、こうした考え方を軸にコミュニケーションのあり方を説いているわけです。
しかしコミュニケーションについて考えるとき、大きな壁になるものがあります。それは「初対面では、いったいなにを話したらいいのか?」という問題。
話し上手な人からすれば当たり前すぎることかもしれませんが、実際のところ、そのことで頭を悩ませている方は少なくないはずです。
ある程度ネタを仕込んで行ったとしても、必ずしも現場でそれが使えるとは限りません。かといって「どうせ雑談だから」と、話の構成をないがしろにしていいというわけでもないでしょう。
しかし、だからこそコミュニケーションに際して意識しておきたいのは、「3Kの法則」なのだとか。
■相手に好かれたいなら「3Kの法則」を
3Kとは、「好意」「好感」「好印象」の頭文字をとったもの。
そして、まず真っ先にすべきことは、自分が相手に対して「好意」を持つ努力をすることだといいます。
もちろん、もともと嫌いだったり苦手だったりする相手に好意を持つことは容易ではありません。