人の判断時間は3秒!相手に伝えるとき「意識すべき3つのこと」
しかし、実際には営業職はもちろんのこと、「新しい就業規則を全社員に徹底したい」と考える総務や経理などの管理系から、「次の製品の開発費を獲得したい」という研究や開発などの技術系に至るまで、すべてのビジネスパーソンに必要なスキルであると著者は断言します。
プレゼンが「伝える」という行為である以上、それは理にかなった考え方だといえるでしょう。
(2)人は3秒以内に判断する
2つ目のポイントは、「人は3秒以内でものごとを判断している」ということ。
実際、著者が働いてきたテレビの世界においても、「3秒で伝えろ!」は基本中の基本。だからこそ、徹底的に叩き込まれたと当時を振り返ります。
ちなみにこの「3秒」にはきちんとした根拠があるのだそうです。テレビの視聴者がリモコンを片手に「見たい・見たくない」の判断をし、チャンネルを変えるまでの時間が3秒だというのです。人はそんな一瞬で、“その先”につきあうかどうかを判断しているということ。
極端なように思えるかもしれませんが、ご自身の行動に当てはめてみれば、納得できる部分は少なからずあるのではないでしょうか?
いいかえれば、「長い時間をかけてたくさんの情報を伝えてほしい」