これで所要時間を3分の1に短縮できる!集中力の科学的な高め方
きょうご紹介したいのは、『自分を操る超集中力』(メンタリスト DaiGo著、かんき出版)。いうまでもなく、著者は人の心を読み、操る技術を駆使する日本唯一のメンタリスト。テレビなどでもすっかりおなじみです。
そしてタイトルからもわかるとおり、本書のテーマは「集中力」。自身の実体験を踏まえたうえで、集中力を科学的に高める方法を明らかにしているのです。
集中力は持って生まれた才能ではなく、トレーニングによってさらに強化することができるといいます。
いいかえれば、集中できる人とできない人との差は、集中力を発揮する方法を「実践しているか・していないか」にあるという考え方なのです。
ところで著者は本書のなかで、「集中力の高い人は、実は長時間集中していない」という意外な主張をしています。
■集中力は30分ぐらいしか持続しない
「集中力=ずっと続くもの」という捉え方は間違っていて、それは単なる思い込みだというのです。
それどころか、そもそも人間の脳は集中を持続させないようにできているとも。最新の研究によれば、集中力の持続時間は、充分に鍛えられている人で「120分」なのだとか。
また大人でも子どもでも、椅子に座って同じ姿勢のままひとつの作業に没頭できる時間は、長くて30分だそうです。