これで所要時間を3分の1に短縮できる!集中力の科学的な高め方
それは、仕事や勉強の時間を短く区切ること。先の「焦らし効果」と同じ考え方ですが、やはり集中力は、自由なときよりも制限のある状態のほうが高まっていくということなのでしょう。
時間を区切る、たとえば「定時に帰る」というようなデッドラインが定まると、そこまでに片づけなければならない仕事量と処理にかかる時間を意識するようになるため、発想が変わるといいます。
取り組む仕事が決まり、使える時間が定まると、選択肢が絞られるためにウィルパワーの浪費が減り、集中が増すということ。だから、短時間で高い成果を得ることができるわけです。
■集中力を高めれば3分の1も時短可能
集中力が高まった状態での仕事や勉強は、費やした時間が同じでも、より質の高い成果へとつながるといいます。あるいは集中力を高め、処理できるスピードを2倍、3倍にアップできれば、所要時間を2分の1、3分の1へと圧縮することが可能。
「重要な仕事ほど忙しい人に頼め」といわれますが、これは忙しい人ほど集中力を活かすリズムを身につけているから。
集中して作業することが習慣化されているため、同じ時間でも人の2倍、3倍の量をこなせるということ。